2019年6月に、ストックフォトサイトの「写真AC(photoAC)」にクリエイター登録しました。
実際写真をダウンロードしていただき、1日あたり5~6枚ダウンロード実績が出るようになるまでのことを記録も兼ねて書いていきます。
- 写真ACを始めようか悩んでいる方
- 写真を撮るのが趣味の方
- 趣味の写真でお小遣いを稼ぎたい方
- ガチで写真ACを副業にしたい方
私の場合はもともと写真を撮ることが趣味で、少しでも収入を増やせたらな~と思って始めました!
目次
「写真AC」でクリエイター登録した理由
当時、本業は育児時短中。2時間時短し、6時間稼働で働いていました。
しかし、翌年には子どもが小学校入学で育児時短が使えなくなるので、勤務時間を6時間で維持したいなら契約を変えなければならず…
契約を変更すると時給が下がる=収入が減るため、「本業以外で稼ぐことができないだろうか?」と考えたのが大きな要因です。

ダブルワークは本業の勤務時間を短くした意味がなくなるし、子どものそばを離れずにできることって?
そこでたどり着いたのが「写真AC」です。
元々アメブロで使うために「写真AC」のダウンロードユーザーには登録していたのですが、クリエイターにもなれるんだ!と気づきました。
カメラは好きでミラーレス一眼で写真を撮っているし、風景や植物の写真ならストックがあるので、「やってみなきゃ始まらない!」と思い切ってクリエイター登録をしてみました。
著作権は「写真AC」に譲渡します
「写真AC」の利用規約から引用します。
「写真のアップロード」
写真をアップロードしたことにより、会員は、写真の一切の著作権(著作権法27条及び28条の権利を含む)を弊社に譲渡し、以後、写真に関する著作権は弊社に帰属します。
「退会」
会員が退会した場合、弊社は、会員がアップロードした写真について、管理・保存・削除その他弊社が適当と考える処理を、任意に選択できるものとします。また、審査落ちした写真、審査まで進まず削除した写真の著作権は返還します。
すでにダウンロードされた写真、エクストラライセンス販売済みの写真、公開後に審査落ちしたすでにダウンロードされた写真に関しては、当社から会員へ著作権の返還は行いません。
その場合も退会者は下記目的で写真を使用することが可能です。ただし、著作権は当社に帰属しますので、第三者への著作権の譲渡を伴わない使用方法に限られます。例
・素材の配布(著作権の譲渡を伴わない配布方法に限る)
・他サイトへの投稿(著作権の譲渡を伴わない方法に限る)
・自分の作品のグッズ販売 (著作権の譲渡を伴わない方法に限る)
・画集販売 (著作権の譲渡を伴わない販売方法に限る)
・LINEスタンプ販売 (著作権の譲渡を伴わない販売方法に限る)
「写真AC」で得られる報酬は?
こちらも「写真AC」の利用規約から引用します。
私がクリエイター登録したての頃よりは得られるポイント単価が増えています。
AI(人工知能)の学習用素材としての利用を許可した場合、写真AC内でモデルリリースが提出された顔の認識ができる『人物写真』が1回ダウンロードされる度に10ポイント、それ以外の写真に関しては1回ダウンロードされる度に3ポイントずつ加算されます。AI(人工知能)の学習用素材としての利用を許可しなかった場合、モデルリリースが提出された顔の認識ができる『人物写真』が1回ダウンロードされる度に5ポイント、それ以外の写真に関しては1回ダウンロードされる度に2.75ポイントが加算されます。但し、同一のダウンロード会員が、1日に100点を超えるダウンロードを行った場合、101点目以降のダウンロードについてはポイントの加算はされません。写真ダウンロードページ、管理画面に表示されるダウンロード回数も加算されません。
また、新規クリエイター会員登録時に20ポイント、本人確認書類が初めて確認された時に40ポイント、本サイトにアップロードした写真が初めて公開された時に60ポイントが加算されます。
公開写真が初めて80点に達した時に30ポイントが、150点に達した時に70ポイントが加算されます。
実際のダウンロード推移と報酬は?
- 2019年10月3日 ダウンロード総回数100回に到達。
- 2019年10月25日 ダウンロード総回数150回に到達。
- 2019年12月26日 ダウンロード総回数 300回に到達。
- 2020年7月21日(登録から約1年と1ヶ月)ダウンロード総回数1,000回に到達。
2020年10月18日現在、作品数は271点で、ダウンロード回数は1,285回。
また、総ポイント数は約3,900ポイント(3,900円相当)です。
1ポイント1円換算ですが、5,000ポイント以上~換金が可能で、換金申請は月1回のみ。
楽天銀行に振込みされます。
売れやすいと感じる写真は?

あくまで私の感覚ですが、以下にまとめました。
- 子ども関連の写真
- 郷土料理の写真
- その都道府県独自のお祭りの写真
- 季節を象徴する植物の写真
人物写真は喜怒哀楽がハッキリしてるものが売れる印象ですが、私は子どもの顔を分からないように撮った写真しかアップしていません。
子どもの手元の写真も売れやすい印象です。
郷土料理の写真は、私の作品でいうと「はらこ飯」の写真がよくダウンロードされます。100回以上売れています。
お祭りの写真、私の作品でいうと「仙台七夕まつり」の写真です。
季節を象徴する植物は、アジサイやキンモクセイの写真が売れています。
また、土日より平日の方がダウンロードされる回数が多い印象です。
私の場合は、土日が0〜1回、平日は3〜6回のダウンロード回数が多いです。
意外と厳しい「写真AC」の審査
確かに気軽にアップロードはできますが、審査で落とされることもあります。頻度は少ないですが、10枚に1枚くらいでしょうか…
「厳しい」という表現より、「読めない」といった方が適切かもしれません。
審査落ちの理由
私が目にしたことがある審査落ちの理由です。
- ストックフォトに適していません
- ピンボケ、手ブレまたは露出、ホワイトバランス等のうちいずれかが適切ではありません
- 類似した作品が既に公開されています
- 被写体の状態、構図のバランスが適切ではありません
- 適切なタグが付けられていません
- 肖像権を侵害している可能性があります(モデルリリース取得推奨)
- ストックフォトの掲載が可能な施設や著作物か確認してください(プロパティリリース取得推奨)
自分の感覚ですが「あの写真が通ってなぜこれが通らないのか?!」と疑問に思う時もあります。しかし、期間を置いて投稿してみると審査に通ったり…まちまちな印象です。
これが「読めない」と言った理由です。
実はクリエイターとして写真をアップロードする際に、他の方のアップロード写真のタグチェックをさせられます。スキップすることも可能ですが、タグチェックをすることで微々たるポイントがもらえるのです。
もしかするとあえて審査を落とそうと、わざと適切でないと処理されてるのでは…と勘ぐってしまいます。
プロパティリリースが必要な写真とは?
私の場合は、商業施設の内外観を含んだ風景や、新幹線の座席の様子(他に乗客はいませんでした)などで求められました。
わざわざ企業に連絡を取り承認をもらうのが手間で、そういった写真はアップロードするのを諦めました。
モデルリリースが必要な写真とは?
後ろ姿で顔が見えていなくても、特定できる可能性が少しでもあるなら申請しておいた方がいいです。
私の場合は我が子の写真しか撮りませんので、私が書いたモデルリリースの書面をスマホで撮影して、それをアップロード→写真申請の際にモデルリリース選択してアップしています。
またモデルリリース取得済みの写真は売れると割高なポイントが得られます。
上記2つ以外の審査落ち理由
正直、この写真のどこがだめなのかなぁ?と思うケースが多いので、明確な理由が分かりません。
「写真AC」で稼ぐには何が大事?
売れる自信がない…とクヨクヨせず、「とにかくアップロードする」「作品数を増やす」のが大事かと思います。
めちゃくちゃ稼いでいる人は、「どういう作品が売れるか」をきちんと計算し、スタジオ(実際にそういう人も当然います)かと思うほどの環境で物作りをしているようです。
季節に合わせて材料を集め、構図を考え、何パターンも撮影し、現像(修正)し…の繰り返しをしているのでしょう。
私のようにちょっとお出かけついでに撮った写真とはワケが違います。
“力の入れ方”、”取り組み方”によっては大きく稼ぐことができる副業かな、と個人的には感じます。
私は年内に作品数を300点にするのが目標なので、引き続き地道に頑張ります。

写真ACだけでなく、イラストACというサイトもあるので、絵が得意な方はそちらでチャレンジしてみてもいいのでは?!
ではまた!
こんにちは!オパールです。