東北在住の筆者は、3.11東日本大震災経験者です。
防災グッズはその経験をもとに用意しているのですが、それとは別に日常で持ち歩く『防災ポーチ』を作っています。
防災リュックほど大掛かりではありません。
外出先で、地震や鉄道の車両事故に巻き込まれて缶詰になってしまったら…?
そんな時にあると安心の『防災ポーチ』についてご紹介します。
目次
日常で持ち歩く防災ポーチ
防災リュックはよく聞きますが、防災ポーチは知っていますか?
まさに普段使いのカバンの中に忍ばせておく防災グッズを収納しているポーチです。
大きな災害に限らず、外出先で遭遇することもありますよね。
例えば…
実際に先日の雪のニュースで、車の中に缶詰というものもありました。
そんな時、お守りのように役立つ防災グッズがあれば心強いのです!
実際に持ち歩いている防災ポーチの中身
筆者が実際に持ち歩いているポーチの中身がこちらです。
ホイッスル
万が一、閉じ込められてしまった際にホイッスルを鳴らし続けることで「ここに居ます!」と外部に知らせることができます。
ミニLEDライト
災害時、ライフラインが一時的にでも絶たれて停電になることもよくあります。
陽の光が当たらない地下鉄であったり、屋外でも夜間だとかなり暗くて足元が見えません。
マスク
コロナ禍であろうがなかろうが、避難所など一時的に不特定多数の人と一緒の空間で過ごす場合は、風邪を始め感染症の蔓延を防ぐのに役立ちます。
防寒シート(サバイバルシート)
季節によっては防寒が必要になることもあります。
筆者も3.11の時は中学校の武道館で数泊しましたが、雪が降ったりしてとても寒かったです。
かなりコンパクトなので1つ入れておきましょう。
ハサミ
小さいハサミは、普段からかなり使っている筆者です。
ケガをした際、応急手当で包帯代わりにタオルをカットしたりに使えるのでは?と考えています。
ドラマなんかでは手で割いたりしてますが、誰でもできることじゃないですしね…
常備薬、絆創膏
身動きが取れない時に急激に頭痛がしたり腹痛がしたら…焦りますし、正常な判断が難しいですよね。
使用期限は気にしつつ、いつも飲み慣れているお薬を持っておくと安心ですよ。
小銭
携帯電話が使えなくなってしまったら…携帯電話が手元から無くなってしまったら…
もしかしたら公衆電話を使うこともあるかもしれません。
はじめての公衆電話キッズページ
よんでみよう(地震にあったり、交通事故を見みかけたら、どうする!?)
引用元:公衆電話のかけかた篇(かけてみよう) – NTT東日本
公衆電話から携帯電話への通話料金
10円(税込価格)で通話できる時間:15.5秒
引用元:公衆電話料金 – NTT東日本
子供とも公衆電話の練習しないとな…!!
ビニール袋
我が子はよく車酔いをするので、エチケット袋を使用した時に汚れ物類を入れるゴミ袋にしたり…
単純にカバンに入れられない物品を入れて持ち歩くために使ったり。
エコバッグを忘れてしまった時に、日常的に使っちゃったりもしてます(笑)
防臭効果ならこっち
除菌ウェットティッシュ
災害時は水が止まったりして、清潔な手指の状態を保つことが難しかったりします。
コロナ禍のように感染症対策にもなりますし、持ち歩いてるに越したことはありません。
カロリーメイト(日持ちするお菓子)
どんな非常時でも時間が経てば空腹はどうしても感じてしまうものです。
お腹が空くと集中力が落ちますし、甘いものを食べられると少し気持ちが浮上しませんか?
水分が欲しくなるのだけが難点。
氷砂糖もおすすめ
エチケット袋、携帯トイレ
写真には写っていませんが、以下のものも入れています。
- エチケット袋(嘔吐しそうになったら)
- 携帯用ミニトイレ
あるとより安心かも
画像だけのものを入れた状態で300g未満なので、エチケット袋や携帯ミニトイレを入れても約300gと考えていいと思います。
防災ポーチの他に持ち歩いているもの
上の防災ポーチの他に、必ず持ち歩いてます。
震災に遭った時、情報を得る手段が全くなかったので、手のひらサイズのラジオを持ち歩いてます。
- 生理用品
- モバイルバッテリー
- ポケットティッシュ
- 筆記具
- ウルトラライトダウンコンパクトベスト(冬場のみ)
- お薬手帳
- ホッカイロ
- ミニラジオ
防災ポーチの中身は100均でそろう
今の100均の品ぞろえと品質はものすごいですよね…!!
何を買うにしても、まずは100均を見てから…なんていう人も多いのでは?
- ホイッスル
- ミニLEDライト
- マスク
- 防寒シート(サバイバルシート)
- ハサミ
- 除菌ウェットティッシュ
- 絆創膏
- エチケット袋(嘔吐しそうになったら)
- 携帯用ミニトイレ
ある程度はそろえることができますね!!
防災ポーチ自体売っています!車載用防災グッズも。
ひとつひとつ買い集めるのはしんどい…
という人には、防災ポーチそのものが売っているので購入し、足りない物だけ集めるという方法でもいいと思います。
職場のロッカーに置いておいたり、車の中(対応温度確認必須!)に置いておいたりするのもいいですね。
車載用
-20℃~80℃対応
日頃から防災の意識を持とう
最低限あったら助かるな、というものを厳選してポーチにまとめることをオススメします!
あまりに大掛かりに準備してしまうと、重量も増えて持ち歩くことがしんどくなってしまうからです。
自分が使わなくても、誰か困っている人に差し出せるかもしれませんよ!
こっちも大事よ