東日本大震災経験者である筆者は、経験からいくつか関連記事を書いています。
防災ポーチや防災グッズを紹介
そしてまたM7.3の地震が起きてしまいました…
福島・宮城で震度6強(再掲)
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) February 13, 2021
午後11時8分ごろ、東北地方で震度6強を観測する地震がありました。震源地は福島県沖、震源の深さは60キロ、地震の規模を示すマグニチュードは7.1と推定。この地震で多少の潮位の変化があるかもしれませんが、津波の被害の心配はありません。https://t.co/gqd6XY2j4P pic.twitter.com/RmvYjsSLv6
今回の地震被害を踏まえて、筆者が利用している防災アプリや参考にしているSNSと、家の中の危険についてまとめます。
できる対策は「やらなきゃなぁ」ではなく、行動に起こしていきましょう。
目次
防災速報アプリで近隣の避難所を把握
なんとなく学校関連が指定避難所になっているイメージですが、災害によっては避けなければならない避難所もあります。
転勤や引っ越しなどで住まいが変わったばかりだと、どこが避難所なのか分かりませんよね。
筆者はこのYahoo!防災速報というアプリで避難所を検索して登録しています。
Yahoo!防災速報
Yahoo Japan Corp.無料posted withアプリーチ
①Yahoo!防災速報アプリの下部防災手帳を開く
②避難場所リストを開く
③避難場所を探すを押す
④今回は江戸川区を検索するので「関東」で進む
位置情報から検索することもできますよ!
⑤災害の種類を選択することができる
災害の種類を変更すると、出て来なくなる避難所もあります。
地震であればほとんどの避難所が該当しますが、津波や洪水が起こりうる地域だと注意が必要です。
「近くに学校があるから大丈夫」ではなく今一度確認してください!
⑥避難場所リストに登録する
万が一に備えて、災害別に登録しておくのもいいかもしれません。
お住まいの行政のホームページもぜひ検索してみてください!!
情報収集用にTwitterアカウントをフォロー
地震や災害が起きた時、SNSで流れてくる情報スピードはテレビより速いです。
筆者がフォローしているアカウントを例としてご紹介します。
名前 | ユーザー名 |
---|---|
地震速報 | @earthquake_jp |
緊急地震速報bot(β) | @zishin3255 |
tenki.jp | @tenkijp |
気象庁 | @JMA_kishou |
NewsDigest | @NewsDigestWeb |
特務機関NERV | @UN_NERV |
あとは、各都道府県市町村に特化したアカウントを1〜2つフォローしてます。
「役に立ちそうだな」という情報を取りに行ってほしいです。
また、デマ情報には十分注意し、誤った情報を拡散しないようにしましょう。
工夫したい地震対策
まずは2月中旬夜間に起きた、大きめの地震被害の状況から見ていきましょう。
地震発生時は夜更かししており、今から歯磨きしようかと洗面所にいた時のことです。
立っていたのですが揺れはすぐに大きくなり、子供の頭を片手で抱え、反対の手は洗面台横の棚が倒れないように押さえていました。
- 棚に飾っていた写真立てが落下(角が破損したのでボンドで修復中)
- 壁に飾っていた子供の絵が落下してガラスが散乱
- 壁掛け時計が落下
- オーブントースターが落下して蓋が外れていた(少し破損していたけど、直して使えた)
- 玄関のファブリックボードが落下
- 姿見が倒れかけてた(クローゼットの扉に引っかかって止まってた)
こうやって見ると、やはり高いところにあるものの被害が多いことが分かります。
次に、今回の被害事例をもとに、出来そうな対策をご紹介します。
頭上からの落下物、棚などの家具に注意
就寝中に起きる地震で気をつけなければいけないのは、落下物や家具の転倒によるケガです。
我が家も、地震がおさまって寝室に戻ると、いつも子どもが寝ている場所に壁掛け時計が落ちていました。
いつもの時間にベッドに入り、ベッドの上で地震がおさまるのを待っていたら、時計が当たっていたでしょう。
今回はラッキーで免れました…
寝る場所と家具や小物の配置を、今一度見直してみてください。
飾っておきたい写真や絵をひと工夫
子供が描いた絵を額縁に入れて壁にかけていたのですが、壁から落ちて下のテーブルにぶつかりガラスが割れていました。
我が家はやっていなかったのですが、額縁のガラスを100均で売っているプラ板(プラスチック板)に変えるだけで安全性が増します。
プラ板に変えるとガラスより厚みがなくなるので、厚紙などを重ねて調節が必要です。
写真立ては、ガラス製ではなくアクリルのものを使うと割れる心配は少なくなりますね。
そもそもの落下を防ぐ
棚の上に飾っている大切なものが、揺れで落ちないようにすることもできます。
ミュージアムジェルが有効なのは約2年ほどだそうなので、数年おきに見直しを。
家具の転倒を防ぐ
家具や家電が動かないように、固定することも有効ですね。
↑にリンクした耐震ジェルを家具下に仕込ませたり、突っ張り棒を併用したりするとより良いです。
さいごに
今回は、当時7歳の子供が初めて体験した大きな地震でした。
とても怖がって泣いており、気持ちを落ち着かせるのに苦労しました。
遅い時間に起きた地震でしたが日付が変わるまで眠れず、「同級生たちは大丈夫かな…」とずっと心配していました。
地域によっては停電、断水が起きており、小学校の給食が作れない状況も起きていたようです。
幸い、子供の小学校は大きな被害もなく給食も調理可能なため、月曜日からは通常通り授業ができるというメールが届きました。
アンテナを張って情報を集め、適切な対応が取れるように準備しましょう。
今回は、東京都江戸川区を例にして検索してみましょう!