前回は所持している万年筆の紹介をしましたが、今回は使ってみたインクの感想を書きます。
レビューってほど大層な内容はないですけどね。
前回の記事
>> ペン字練習キッカケで万年筆とインクの『沼の入り口』へ足を踏み入れました!
自分の趣味にかけるお金はたくさんあるわけじゃないので、少しずつ少しずつ…
有名な色彩雫
目次
使用してみた万年筆のインク7種
使用している万年筆に合わせて使えるものの中から、書写に使うので視認性を意識して選ぶようにしています。
PILOT パイロット カートリッジインキ ライトブルー
これは万年筆カクノを購入するときにセットで選べたカートリッジのインク。
ブルー系が好きで爽やかな色味が可愛くて、視認性を無視して購入してしまったものです。
購入したカクノのペン先は「F:細字」で細い方なので、紙によってはちょっと見えづらいかも…汗
見づらいけれど…残りのライトブルーのインクもせっかくなので使い切りたいと思います。
カクノはインクの出もいいし、最初のころに比べたらカリカリ感はなくなって、とても書きやすく馴染んできました。
J.HERBIN エルバン アイビーグリーン
こちらはHIGHTIDEのattaché アタシェという万年筆用に用意したフランス製のインクです。
アタシェは欧州共通規格のカートリッジ(ショート)に対応。
Schneider(シュナイダー)やKaweco(カヴェコ)のカートリッジも見たんですが、今回はエルバンをチョイス。
このインクはアタシェでしか使っていないため、他の万年筆での書き味と比べられないのですが…
紙によっては書いてすぐは「コレ乾くの時間かかる!?」と思わせるインクの出。
インクだまりが照明の光を受けてピカピカするからそう見えるんですけど、実際は万年筆を持っている手で擦って汚してしまうことはほぼありませんでした。
インクの色がそのままパキッと出る感じで、一文字の中での濃淡はあまり出ない印象。
欧州共通規格のショート丈でコンバーターはないのかな?と探したんですが、アタシェと合うものはないみたいで…
カヴェコのミニコンバーターを自己責任で装着している方の記事は見つけたのですが、失敗したら怖い…ので、アタシェはカートリッジのみで使用することになりそうです。
拝読した記事
>> アタシェ マーブル万年筆 HIGHTIDE(ハイタイド) attaché|ふわふじこ
PILOT パイロット 色彩雫 秋桜
初めてのボトルインクは色彩雫の秋桜に。
ずっと寒色系ばっかり使っていたので、可愛い色が使いたくなって…同じ色彩雫の花筏が欲しかったんですが、書写には薄いと思ってこちらに決めました。
AL-star購入に伴ってコンバーターも買いました!
細い万年筆(↑だとカクノ)の方がクッキリ見える…?かも…?
基本寒色系が好きなので、それに飽きた時は気分転換に秋桜を使いたいなと思います♪
ペリカン カートリッジインク バイオレット
長年持っていたペリカーノジュニアでは、ロイヤルブルーとかブルーブラックなど正統派の色ばかり使っていたのですが、これまでどの万年筆でも使った事のなかった紫色にチャレンジ。
新鮮~!!
太字でインクの出がいいので、クッキリハッキリ明瞭な発色。
明るい色のインクでもいけるかなぁ~~~!!?
TACCIA 浮世絵インク 北斎錆緑
レッドフラッシュが出やすいということで気になっていた「浮世絵インク 北斎錆緑」!
こちらはメルカリで少量購入させてもらいました。
やはりM(中字)の方が、色の変化が分かりますね。
スルスル書けるので細字のペン先でも綺麗に文字を視認できます。
遊色するインクは書いた時と乾いた後の色の違いを楽しめるので、ワクワクしちゃいますね!
実はLAMY safariにはコンバーターを装着していません。
使っていたLAMY専用のカートリッジインクを洗浄して乾かし、100均で購入したシリンダー(注射器みたいなやつ)で注入して使いまわしてます。
PILOT パイロット 色彩雫 翠玉
こちらも上の「浮世絵インク 北斎錆緑」と一緒に、メルカリで購入させていただいたものです。
特に気になっていたインクの色ではなかったんですが…
この美しいグリーン!
書いていて気持ちいい色なんですよね!
細いペン先の万年筆でもしっかり視認できる色味で、お気に入りになりました!
セーラー 四季織 はらはら
PILOTの色彩雫と並んでよく見かける、セーラーの四季織シリーズ。
その中でも雨音シリーズの「はらはら」を今回は購入しました。
ヨドバシドットコムで購入したんですが、それぞれ在庫が少なかったので人気シリーズなんですかね。
他に「しとしと」「ざあざあ」「ぽつぽつ」があります。
グレーにも見えるし、紫っぽくも見えるし、ピンクも感じる。
筆者は「あずき」っぽい和菓子な印象を受けました。
「雨音」どこいったw
色の薄いところと濃いところの違いがハッキリ出ていて、万年筆らしさがよく出るインクだな~という感じ!
好きです!!
これから欲しいと思っている万年筆のインク
やっぱりね~、遊色インクが気になるんですよね~!!
それとともに、色の変化が出やすい紙も欲しくなります。
セーラー ゆらめくインクシリーズ
インクの濃淡や、書く紙によって色が変化するシリーズ。
これ欲しい!って思うのだけど、いろいろ欲しすぎて1つ2つに選べない。
最初は「極光」がいいな~と思ったんですが…「夕」も捨てがたい。
「寒暁」、「白夜」も気になる…
セーラー インク工房
セーラーばっかりですが、検索すると出てくる&手に入れやすいところで。
インク工房の「123」と「162」も人気が高いインクだそうです!
第1弾:さいごに
Twitterの書写アカウントで投稿している方の筆記具を見ると、つけペンやガラスペンを使っている方が多いんですよね。
手軽にたくさんのインクを試せるのはそちらなので、いつかそちらにも進んでしまいそうな予感。
文具店に行くと、美しいガラスペンがガラスケースにキラキラ並んでるんですよ…
歳をとっても楽しめる趣味だと思うので、長い年月をかけていろいろ集めていきたいな~と思います!
書写の練習のために、万年筆に入れて使っています。